アレスの章


〜やられるモンスターたち〜
モンスターA
「はやい
まるで風のようだ こいつがうわさの風の勇者か」
モンスターB
「いったんてったいするぞ
本陣のチェインウルフ様に報告だ」
〜逃げていくモンスターたち〜
〜自由都市へ〜
アレス
「砦のモンスターは追い払ってきたよ」
兵士A
「さすがおれたちのアレスだ
これでおれたちも町の建設に集中できるよ」
アレス
「しかし奥にはまだモンスターの本軍がひかえているようだった
まだまだ油断はできない」
兵士B
「アレスが出陣するたびに町をまもる兵力が必要だ
町の建設にも追加の資金が必要になる」
兵士C
「王都と聖都には兵力と資金があるが
いまだに戦争はおさまっていないらしい」
「アレス
おまえの力であいつらとうまく話をつけられないのか」
アレス
「同じ人間同士でもあいつらとは考え方が違う
人間同士で争い合うあいつらとは話し合いはできない」
兵士B
「でもこのままじゃ
アレスがいない間に町を攻められる不安でなかなか攻撃にも出られない」
兵士C
「おれたちの町が落とされると
王都、聖都もモンスター軍に背後をとられることになる」
「仲良く話すことはできなくても
同盟というかたちで取引はできるんじゃないのか」
兵士A
「このままじゃおれたち人間はモンスター軍にやられてしまうよ」
〜考えるアレス〜
チェインウルフ
「おまえがうわさの風の勇者か」
「おれ様がおまえたちの町を攻めるモンスター軍のボス
チェインウルフ様だ」
「おれたちは暴力の魔王様によって獣の狂暴性を
最大限にまで引き出されている」
「ここまでの町や拠点もすでに暴力の魔王軍の手に落ちている
抵抗する人間どももおれたちの暴力の前には無力」
「あとは勇者のおまえを始末するだけなんだよ」
「自らのこのこやってくるとは」
「飛んで火にいる夏の虫とはまさにこのこと」
〜無数の斬撃に斬られるチェインウルフ〜
アレス
「風の剣 疾風の型」
「残影」
「おまえがおしゃべりしている間に10回の斬撃をいれた」
「おれの前ではまばたきすら命取りだ」
ルカ
「次から次へと」
「みんな
なんとかもちこたえて」
トロルA
「いせいのよかった小娘もおれたちトロル軍の前に
だいぶおとなしくなってきたようだな」
「この村もそろそろおしまいだな」
〜斬撃で倒されるトロルたち〜
トロルB
「だれだ」
アレス
「やっぱりモンスター軍におそわれていた

なんとか間に合った」
ルカ
「たすかった 王都の援軍?」
「いえ まさかあの男の子ひとり?」
トロルB
「なにをしている
敵はひとりだ 一気に囲んで片付けてしまえ」
〜斬撃で返り討ちにあうトロルたち〜
アレス
「おまえたちのろまが何匹いても同じだ」
トロルC
「なんだこいつのはやさは
 まさか勇者か?」
「いったん退却するぞ
 アジトのトロルキング様に報告だ」
〜逃げていくトロルたち〜
ルカ
「すごい
 たったひとりでトロル軍を退けた」
「あなたいったい?」
アレス
「自由都市からきた勇者アレスだ
武器職人の村から連絡が途絶えたと聞いて様子を見にきた」
ルカ
「あなたが風の勇者アレス!?」
「ありがとう
 わたしは武器職人の村のリーダー ルカよ」
「トロル軍の攻撃を受けて身動きがとれなかったの」
「でも
トロルの巣からやつらは次々とやってくるわ」
「ボスのトロルキング
あいつを倒さないと村は安心して武器の製造ができない」
アレス
「トロルの巣か
よし おれがそのトロルキングを倒してきてやるよ」
トロルキング
「ここまで単身で乗り込んでくるとは」
「トロル兵たちには勇者の相手は荷が重かったか
このトロルキング様が相手になってやろう」
〜見えないはやさの斬撃で攻撃〜
トロルキング
「なにかしたかな?」
アレス
「攻撃がきいていないのか」
トロルキング
「すばやい攻撃が得意なようだが見ろ
おれ様の分厚い脂肪に覆われた身体を」
「いくらはやくても
おまえのか弱い斬撃では表面にかすり傷しかつけられないんだよ」
アレス
「ただのデブではないようだね」
トロルキング
「ダメージを与えられなければ
おれを倒すことはできないぞ」
アレス
「しょうがないな
奥義は集中するから少し疲れるんだよね」
〜オーラをまとうアレス〜
「風の剣 突風の型」
「一閃」
トロルキング
「おまえの攻撃などきかないと何度いったら・・・」
〜まっぷたつになるトロルキング〜
アレス
「風の力を一点に集中して爆発させた」
「集まった突風はすべてを貫く」
アレス
「トロルキングは倒してきたよ」
ルカ
「すごい
 本当にひとりで倒すなんて」
アレス
「勇者の力をなめるなよ」
ルカ
「これでみんなも安心して武器の製造ができるわ」
「できた武器は自由都市に届けるわね でも」
「トロルキングを倒しても
サバンナにはまだモンスターがたくさんうろついているわ」
「安定して武器を運ぶことができるかどうか」
「よし 決めたわ」
「わたしが自由都市に行ってあげるわ
あなたたちが必要な装備をわたしが強化してあげる」
「そうと決まればわたしを自由都市まで案内してよ
アレス」
アレス
「なんだって」
「それはありがたいけど急な話だな
 こっちだって準備があるんだ」
ルカ
「何もたもたしてるの 
もう準備はすんだわよ」
「戦いのときははやいのに決断は遅いのね
 はやく行きましょう」
アレス
「ちょっと待てよ」
アプリではフルボイスでキャラクターたちがしゃべるよ
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