勇者エリス覚醒の章


教団の神
「エリス あなたを次の巫女に指名します」
「神の巫女の証として この神の宝珠を受け取りなさい」
エリス
「神よ あなたの指名に恥じぬよう巫女の役目をまっとうします」
教団の神
「エリスよ 
わたしは常にその宝珠とともにあなたのそばにあります」
「宝珠の力を使い教団を正しい方向へと導くのです」
教団信者A
「新しい巫女様の誕生だ」
教団信者B
「エリス様はお若いが魔力は教団の中でも最もお高い」
「操る神々しい炎の魔法はまさに神の巫女にふさわしい」
教団信者A
「魔法だけではなく剣や学門の成績もトップだそうだ」
教団信者B
「先代の巫女様は少しお年であった
エリス様が次の巫女となることに誰も異論はないでしょう」
教団信者AB
「エリス様に神のご加護を」
エリス
「神よ 神の教えを聞きにまいりました」
教団の神
「エリスよ
わたしの力は教団の正しい信仰によってあなたたちに届けられます」
「あなたは教団を代表する巫女
あなたが率先して正しい行い正しい信仰の模範を見せなさい」
「そうすれば教団の力は更に確固なものとなり
神による秩序ある世界が実現するのです」
エリス
「神よ わたしが実践すべき行いについてお教えください」
教団の神
「あなたには炎の魔法の才能があります
その能力を更にのばすように励むとよいでしょう」
「あなたの魔法の才能と神への信仰がひとつになったとき
神々しく燃える炎は教徒たちの信仰を更に高め教団を導く光となるでしょう」
「そのときあなたはこう呼ばれるでしょう 神焔の勇者と」
エリス
「神の名に恥じぬよう更に研鑽に励みます」
教団の神
「エリスよ
鍛えた魔力は無慈悲な魔物から人々をまもるために使うものです」
「人間の中には教団の教えを受け入れぬ者もいますが
人間同士は話し合えば必ず分かり合えるものです」
「根気強い対話により教団の教えを広げていくのです」
エリス
「尊い神の教えをありがとうございます」
教団の神
「エリスよ 王都に不審な動きが見られます」
「近々王都が力による侵略をはじめるでしょう
残念ながら対話による解決は望めません」
「力におぼれた人間は魔物とおなじ
戦いに備え聖都の兵を強化しなさい」
「激しい戦いになりますがこれは神からの試練です」
「試練を乗り越えたのちに新しい人間の世界が開けるでしょう」
〜数日後〜
教団兵A
「エリス様 王都との国境付近で王都軍との戦いがはじまりました」
「王都軍から攻撃をしかけてきそれに応戦したようです」
エリス
「やはり神のお告げ通りに」
「理性を失った人間は魔物と同じ
聖都軍は王都軍から聖都と信者をまもるために戦いを開始します」
「神の名のもとに兵士は剣を持ち戦いなさい」
「魔獣と化した王都軍を制圧する」
教団兵B
「エリス様に続け」
教団兵C
「王都兵を許すな」
〜暗闇の中〜
「エリス」
「エリス・・」
「エリス・・・」
〜夢から覚めるエリス〜
エリス
「夢か」
「あの声は 何かなつかしい」
「昔よくせっしていた まるで」
教団の神
「エリス 今日のお告げです」
「王都、自由都市との同盟は順調なようですね」
エリス
「神のご意志通りに友好を深めております」
「戦いがあったからこそお互いに話し合いの場を設ける気持ちになったのでしょう 神の深いお考えには感服いたします」
教団の神
「そうですね すべてはわたしの思惑通りです」
「エリスよ 人間たちは魔物の軍勢を退け攻勢に出ています」
「王都、自由都市は同盟を信頼し2人の勇者は本拠地を離れるでしょう」
「そのときが聖都の好機です
 王都、自由都市を奇襲し制圧するのです」
エリス
「なんと!?」
教団の神
「同盟は王都、自由都市の油断をさそうため」
「わたしの目的は神の教えを信じる教団による人間界の統治です」
エリス
「神よ なんと?」
「神は対話による統治を望んでおられたのではなかったのですか?」
「相手を油断させ奇襲で制圧するなど・・」
教団の神
「怒り、恐れ、裏切り、不信 
すでに人間界には負の感情があふれ侵されています」
「2人の勇者からあった精霊の地の話 
その話も王都と自由都市が企てる罠です」
「わたしとエリスの絆を引き離すつもりでしょう
決してその場所には近づいてはなりません」
「エリス ここはつらい決断ですが」
「いったん武力によって人間界を制圧し浄化する必要があります」
「神の意志による統治が完成したあかつきには
あなたは神の代弁者として新しい人間世界の統治者となるのです」
「エリス 神であるわたしを信じなさい」
「今こそ決断のときです」
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